河北新報で山形県の老舗企業に関する記事が掲載されました。
弊社についても取り上げていただくということで、弊社の保有する大正期の機械工場の写真を提供させていただきました。
創業100年超の老舗企業の割合、山形が全国2位！ 江戸時代に商業発展、災害や戦災の少なさも要因か | 河北新報オンライン
山形は以前より老舗企業の割合が高いということが知られておりましたが、日本海側で多い傾向があるんですね。
老舗が多い要因として、記事にも『江戸中期から明治時代にかけて開運のかなめだった北前船の寄港地が多く、古くから商業の拠点となっていた』とあるように、山形県内でも特に荘内は京都の文化を色濃く残している面があります。
私は以前京都の会社に勤めておりましたが、向こうの方が語尾に「～～さけ」と言うを聞いて、おおっと思った思い出があります。
金沢に住んでいたときは、もっと頻繁に聞いていたように思います。
※ 「～～さけ」は関西弁の「～～さかい」が変化したものです。荘内では「さけ」が「すけ」に変化したりします。（用例）「んだすけ、言ったろ。」
言葉に関しては、内陸の山形弁より新潟弁のほうが親和性が高く感じられます。
老舗に割合が高いというのは、新規創業が少ないということと表裏な面もあるため、手放しに喜べることではないのかもしれませんが、気にせず社業に邁進してまいりたいと思います。
